健康を構成する主な要素は、運動、栄養、休養、睡眠、そしてメンタルだと私は考えています。

しかし、これらは独立して存在しているわけではありません。

一つの部分が変化すると、他の部分に影響が及び、その変化がまた別の部分に波及していく。

そして、その変化は全体に及び、それがまた部分へと影響が返ってくる。そして、その部分がまた…、というように。

健康状態というものは固定されたものではなく、常に揺れ動いているシステムなのです。

「部分を一つ改善すれば健康になることができる」という単純な部分の総和が全体となるシステムではなく、全体は常に部分の総和を超える複雑なシステムであるということです。

このような系のことを、複雑系と呼びます。

そのため、「食事だけを変える」「とにかく運動する」といったよくあるたった一つの要素への介入がうまく機能しない理由にも納得できるでしょう。

Bestよりもbetter

そして、良い習慣も続かなければ、健康になることは難しいです。

そこで、習慣化するうえで重要なことは、常に完璧な選択をしようとはしないこと。

今よりも少しだけ良い選択を積み重ねることです。

理想論ではなく、現実的でなければならないのです。

そのために、目的に沿って優先順位をつけ、自分の資源(時間、体力、意志力など)がどれだけ残っているのかも知る必要があります。

そこで初めて、どういったことに取り組めそうかという具体的な行動目標が立てられるのです。

現代では、「○○をやった方がいい」「○○はやってはダメ」という情報があふれていますし、生成AIも提案してくれますから、答えにたどり着くことは容易になっていますよね。

それにもかかわらず多くの人が挫折しているのは、当然、掴んだその情報が誤りであるからということも十分考えられますが、自分のできることが何なのかという思考の過程が抜け落ちているからだというのが、もう一つの見落としがちな大きな原因でしょう。

科学的根拠に基づいたものであっても、自分にできないことだったとしたら、同じ帰結をたどるということです。

一方で、情報が誤りであるかどうかを見抜き、正確な情報を掴めたとしても、そこからさらに自分に必要なことを選択していくのは難しいし、面倒だという現実もあるでしょう。

だから、プロの力を借りた方が良いというのが私の結論です。

そして、それがパーソナルトレーニングの大きな価値の一つでもあるのだろうと思います。

おすすめしたい方

運動に初めて取り組む方、健康的な習慣を身につけたい方、自分にできることを知りたい方、老後も元気でいたい方、不定愁訴を改善したい方。または、運動経験者で、自分に適した運動を知りたい、適切に身体能力を向上させたい方。

ぜひ一度私にご相談ください。全力でサポートいたします。